「飲食店で使った植物油を捨てずに燃料にかえて列車を走らせる」そんな取り組みをJR九州が始めました。使用しているのは「バイオディーゼル燃料」軽油に混ぜて列車やバス、船などの交通機関を動かす事例はあるものの、100%使用する例はまだ珍しいといいます。 ◆キハ147形の気動車 福岡県の旧産炭地を走るJR後藤寺線。飯塚市と田川市をキハ147形の気動車が結んでいます。JR九州は、10月4日から、2両編成のうち1両に軽油に代わる燃料として「バイオディーゼル燃料」を100%使用する実証試験を始めました。 ◆1日100キロ走行中 列車やバス、船などにバイオディーゼル燃料を混ぜて使用する例はあるものの、100%使用する例はまだ多くありません。JR九州は、乗客を乗せた営業運転で1日あたり100キロ走行し、燃料消費量やエンジンに問題がないかなどの安全性を確認します。 JR九州ESG推進室 山中菜穂子室長 「JR九州グループでは『2050年CO2排出量実質ゼロを目指す』ということを宣言しています。軽油を使用する気動車のCO2排出量の削減に取り組むということが大変重要であると考えているので今回の取り組みを行いま
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「飲食店で使った植物油を捨てずに燃料にかえて列車を走らせる」そんな取り組みをJR九州が始めました。使用しているのは「バイオディーゼル燃料」軽油に混ぜて列車やバス、船などの交通機関を動かす事例はあるものの、100%使用する例はまだ珍しいといいます。 ◆キハ147形の気動車 福岡県の旧産炭地を走るJR後藤寺線。飯塚市と田川市をキハ147形の気動車が結んでいます。JR九州は、10月4日から、2両編成のうち1両に軽油に代わる燃料として「バイオディーゼル燃料」を100%使用する実証試験を始めました。 ◆1日100キロ走行中 列車やバス、船などにバイオディーゼル燃料を混ぜて使用する例はあるものの、100%使用する例はまだ多くありません。JR九州は、乗客を乗せた営業運転で1日あたり100キロ走行し、燃料消費量やエンジンに問題がないかなどの安全性を確認します。 JR九州ESG推進室 山中菜穂子室長 「JR九州グループでは『2050年CO2排出量実質ゼロを目指す』ということを宣言しています。軽油を使用する気動車のCO2排出量の削減に取り組むということが大変重要であると考えているので今回の取り組みを行いま
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視聴回数: 5528 回2023年10月16日