森絵都さんは6年ぶりの長編小説『デモクラシーのいろは』(KADOKAWA)で、戦後の混乱期に「民主主義のレッスン」を受けることになった女性たちを描いた。時代の転換期に自らの生き方を模索した彼女たちの姿を通し、今を生きる読者に対して「民主主義とは何か」 ...
【読売新聞】編集委員 古沢由紀子  戦後の日本の小中高校で社会科教育が導入されたのは、連合国軍総司令部(GHQ)が主導した教育の民主化に伴うもので、自由や人権、民主主義の大切さなどを学ぶ米国の社会科をモデルにしたものだった。トランプ ...
就任早々外交に飛び回っている高市早苗首相だが、高市外交の柱は、安倍晋三政権からそっくりそのまま引き継いだ「自由で開かれたインド太平洋」で、先日の所信表明でもそう表明していた。この表現は何ともさりげなく、軽々しいようにも見えるけれども、そこには実は「毒 ...
高市早苗新政権が発足した。「強硬保守」と評されるこの政権がどのような対中・対韓政策を打ち出すのか注目され、中国や韓国では警戒感も広がっている。この文章は高市新政権に対する、日本で暮らす中国人学者による提言である。以下は、東京大学のある中国人訪問学者が ...