自身のいびきがひどいのは分かっていても検査を受けるほどの緊急性を感じていないかもしれない。あるいは、睡眠時無呼吸症候群の治療で、寝ている間に鼻にマスクをつけて空気をおくるCPAP療法を勧められたものの面倒だと感じているかもしれない。
認知症研究は、ここ数年で大きな進展を見せている。 アルツハイマー病を90%の精度で診断できる血液検査が登場し、認知症発症リスクを高める危険因子(その多くは生活習慣に関係している)についても、より多くのことがわかってきている。