初の国会論戦に臨む高市早苗政権では、国会対策を担う党の機関「国会対策委員会(国対)」の存在感が増している。毎朝開く自民党の国対幹部会合に政策調整を担う党政務調査会(政調)の幹部が参加するようになったからだ。野党側が求めるガソリン税暫定税率廃止など政策 ...
高市自民党総裁の誕生を機に、公明は26年間続いた自民との連立政権から離脱し、一時は党内に動揺が走った。だが、地方では実情に応じて自公の連携を維持することが認められた。選挙では公明が人物本位で自民候補を支援する可能性が残された。
高市内閣が発足した。日本は米国などと異なり、政党内での力関係や方向性で首班が決まる場合が多い。良くも悪くも劇的にかじ取りが変わることは少なく、「バイデン政権からトランプ政権に」といったような変化は起きづらい。その中でも、現在日本が直面するIT・テクノ ...
「強い国」実現を掲げる高市政権だが、大国の力による国際秩序へとシフトが進むなかで日本が国益を確保するには他国にとって日本が不可欠な存在であるという「地経学的パワー」が重要だ。素材や工作機械などモノ作りの上流での技術優位や自由貿易圏の拡大のほか、サプラ ...
東京大学先端科学技術研究センターの牧原出教授はロイターとのインタビューで、日本維新の会をパートナーに選んだ自民党はより右寄りの「右派政党」に変貌し、公明党との連立政権時に比べて安定度が低下する可能性が高いとの見方を示した。ロンドン・スクール・オブ・エ ...
白石氏はトランプ米大統領の第2次政権で、大国間競争が新たな局面を迎えていると指摘。前日の日米首脳会談に触れ、「日米同盟については心配していない」としつつも、追加関税政策やロシアによるウクライナ侵略の和平交渉を推し進める米政権の動きに、各国間で「米国と ...
オランダで29日、議会下院の総選挙が行われ、前回、第1党だった極右政党「自由党」が大きく議席を減らしました。中道政党「民主66」が躍進していて、新しい連立政権の主導権を握る見通しです。
21日発足の新内閣で、女性閣僚は2人にとどまった。高市早苗首相は先の自民党総裁選で、内閣や党執行部について「北欧の国々に比べても劣らないほど、多くの女性に活躍していただく」と期待感を高めたが、実際に閣僚で起用したのは、片山さつき財務相と初入閣の小野田 ...
公明党の連立政権離脱で一時は新政権の構成が見通せなかったが、自民党と日本維新の会の連携による政権の発足が濃厚となってきた。高市早苗新内閣には、安定した政権をスタートしてもらいたい。日米関係からみた3つの課題があると言える。
10月21日、高市早苗氏が新たな総理に選ばれました。首班指名までの間、連立枠組み変更にむけた協議が行われ、新しい政権運営が始まります。現在、物価高、国際情勢の不安、少子高齢化・人口減少などの構造的課題への将来見通しの欠如によって、政治にはドラスティックな変化を求める声が一層強まっています。こうした中で、秋・冬の国会の3つの争点を紹介します。
新政権発足で大きく変わるとみられている制度のひとつが、「社会保険料の引き下げ」です。自民党と連立政権を組む日本維新の会が掲げるのが、医療費などの削減を通じて手取りを増やすという政策です。連立合意時の基本政策でも、2025年度中に医療費の削減を進め、現 ...
【ワシントン時事】自民党の高市早苗総裁が首相に選出されたことを受け、米政府内では、トランプ大統領と親交の深かった安倍晋三元首相の路線を高市氏が引き継ぐとの期待が広がっている。ただ、政権基盤が脆弱(ぜいじゃく)な状態が続いていることへの不満も指摘される ...