この稿において「奇妙な夏」と書いたことがある。2025年7月の参院選で与党が敗北して以来、日本政治の中枢において不思議な「思考停止」とでも呼ぶべき時間が生じていたことを指す。昨年の衆院選に続いて敗北した石破茂前首相の政権はレームダックに陥り、かといって次の政権の骨格もなかなか見えてこない。そのような状態も自民党総裁選をへて、ようやく高市早苗首相の新政権発足により終わりを告げた。 結果は、ある意味で ...
東京新聞では、基本的に毎週水曜日と日曜日の朝刊で、日本漫画家協会賞を受賞した漫画家・佐藤正明さんの政治まんがを掲載しています。国内外の政治の現状を鋭く、かつユーモアたっぷりに切り取った本紙の名物コーナー。傑作選「一笑両断2」の発売を機に、東京新聞Webにも、政治まんがを掲載します。 ◆佐藤正明「一笑両断2まんがで斬る政治」新発売 上向いているのは物価だけ! 下り坂ばかりの岸田内閣3年の迷走を笑い飛 ...
高市早苗氏が首相に就任してから初の大舞台となった、1週間余りの首脳外交。その「大成功」が、国内外での同首相への評価を急上昇させている。勢いづく官邸サイドからは「いざとなれば衆院解散断行で、一気に自民党単独で過半数を回復させる」(側近)といった、威勢の ...
A 他党での不記載の事例の多くは単年の報告書に関するもので、「記載漏れ」「ミス」と釈明されてきた。それに比べ、自民党派閥で発覚した裏金問題の大きな特徴は、長年にわたって組織的に続いてきた点にある。
高市早苗新政権が抱える難題の一つが衆院の議員定数465の1割削減だ。これを連立の「絶対条件」とした日本維新の会は政治家の「身を切る改革」こそ諸改革の突破口だと説く。具体案次第では、有権者の政権選択と多党化のバランスをはかってきた選挙制度の力学を大きく ...
政治の中枢・永田町で農林議員がドラマを生み、歴史を織り成す。自民党政務調査会・農林担当の「顔」として、その動静をつぶさに追ってきた農政ジャーナリスト・吉田修氏が、農政の舞台裏をつづる。 2001年 ...
自民党の石井準一参院幹事長は28日の記者会見で、派閥裏金事件に関係した旧安倍派の佐藤啓参院議員を官房副長官に起用した内閣人事に懸念を示した。野党は官邸と国会の連絡調整を担う副長官人事を問題視し、佐藤氏の議院運営委員会理事会への出席を拒否している。石井 ...
旧統一教会は同日の声明で「裁判手続きを尊重し真実を明らかにするために自発的に出席した。韓総裁は健康上の困難にもかかわらず、裁判の過程に誠実に臨もうとする真摯な意志を示した。人道的・医療的な観点からの理解と配慮をお願いする」と明らかにした。
自民党の石破茂前首相は27日、鳥取県庁で記者会見し、1940年の帝国議会で斎藤隆夫衆院議員(当時)が日中戦争を批判した「反軍演説」について、削除された議事録を速やかに復活させるよう訴えた。「戦後80年の今年にやる意義がある」と強調した。
毎日新聞は25、26の両日、全国世論調査を実施した。21日に発足した高市早苗内閣の支持率は65%で、不支持率の22%を大きく上回った。2024年9月以前は調査方法が異なるため単純に比較できないが、発足直後としては石破茂内閣(46%)や岸田文雄内閣(4 ...
★「元日本社会党委員長で元首相・村山富市の逝去をしのび黙とう」。23日、夕刻から永田町近くの憲政記念館で社民党が主催した「社会党結党80年 交流の夕べ」には、… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com) ...