自民党は高市政権の発足を受け、連立を組む日本維新の会との政策調整の仕組みづくりを急ぐ。幹事長と国対委員長による定例協議の開催を提案した。「閣外協力」にとどめる維新がどこまで政権与党としての責任を果たすのか、自民から不安視する声も出ている。
【読売新聞】 石破茂氏の後任となる第104代首相が、21日から始まる臨時国会で指名されます。公明党が連立から離脱し、高市早苗・自民党新総裁が首相になれるのか、与野党の攻防が続いています。首相指名選挙の仕組みについて説明します。(デジ ...
首相指名選挙は、衆参両院の本会議場で議員が1人ずつ演壇に足を運んで記名投票する方式。戦後の新憲法で現在の内閣制度になってから、80年近く変わっていない。今回も投開票には、衆院で約40分、参院では1回目に約30分、決選投票に30分弱を要した。
10月21日、高市早苗氏が新たな総理に選ばれました。首班指名までの間、連立枠組み変更にむけた協議が行われ、新しい政権運営が始まります。現在、物価高、国際情勢の不安、少子高齢化・人口減少などの構造的課題への将来見通しの欠如によって、政治にはドラスティックな変化を求める声が一層強まっています。こうした中で、秋・冬の国会の3つの争点を紹介します。
少数与党下で初の国会論戦に臨む高市早苗政権では、国会対策を担う「国対」の存在感が増している。毎朝開く自民党の国対幹部会合に政策調整を担う党政務調査会の幹部が参加するようになったからだ。野党側が求めるガソリン税暫定税率廃止など政策面での連携を強化し、与 ...
自民党は日本維新の会の閣外協力を得て高市早苗政権を発足させた。26年間組んだ公明党との連立は終了した。政府・与党の意思決定の仕組みは曲がり角を迎えた。多党化する国会で与野党が責任を共有する新しいルールを求める声が出ている。(1面参照)首相は21日、首 ...
年内の廃止に向けて大きく前進したガソリン税の暫定税率。ガソリンの販売価格にはガソリン税や消費税など多くの税金が含まれていて、その額、1リットル当たり53.8円。そのうち、元々の税率に加えて“上乗せ”されている25.1円分が、年内に廃止が見込まれている ...
自民党と日本維新の会が連立政権合意に伴い目指す国会議員の定数削減について、山形県の吉村知事は22日「地方の声が国政に届きにくくなることは避けてほしい」との考えを示しました。
【読売新聞】 21日に内閣を発足させた高市首相について、宮崎県の河野知事と宮崎市の清山知憲市長が22日、憲政史上初となる女性首相誕生への祝意や期待をそれぞれ定例記者会見で語った。 河野知事は高市首相が総務相を務めていた際に意見交換し ...
「1票の格差」が最大3・13倍だった7月の参院選は投票価値の平等を保障した憲法に反するとして、弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟の判決で、名古屋高裁金沢支部は29日、「違憲状態」と判断した。大野和明裁判長は「投票価値の不均衡は、違憲の問題が生じる程 ...
東日本大震災の記録や教訓を次世代に伝えるために、「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(愛称:ひなぎく)」が平成25年3月から公開されています。この「ひなぎく」は国立国会図書館だけでなく他の公的機関や、報道機関、教育機関、NPO・ボランティア団体、そ ...
当初は3党による合意文書の署名式を開く調整をしていたが、見送られた。関係者によると、合意事項に「関連予算案の成立に向けて責任を持って取り組む」などの文言があり、連立を離脱した公明側が署名式開催に難色を示したという。