【ソウル時事】アジア太平洋経済協力会議(APEC)の議長国を務めた韓国の李在明大統領は、日米中など主要国の首脳が一堂に会する機会を捉え、「実用外交」を展開した。  米国との関税交渉を妥結に導き、中国との間ではぎくしゃくしていた関係の改善で一致。一定の成果を挙げたとの評価がある半面、トランプ米大統領の訪韓でにわかに期待が高まった米朝会談は実現しなかった。  「朝鮮半島の平和こそ、アジア太平洋地域 ...
(20) [社説] 関係改善の道を確認した韓中、より重要になった米中間の座標設定 慶州(キョンジュ)で開催されたアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議を機に、李在明(イ・ジェミョン)大統領の主要国外交日程は、韓米、韓日会談に続き、1日に韓中首脳会談で締めくくられた。李大統領と習近平中国国家主席は会談で「戦略的意思疎通を強化しよう」と強調した。戦略的意思疎通とは、両国の現状課題が対立に拡大しないよ ...
【ニューデリー時事】インドが造船業の振興に力を入れ始めた。海上輸送が増大する中、外国船への依存低減や雇用創出が狙い。韓国勢が相次いで提携先に名乗りを上げる一方、かつて「造船王国」と呼ばれた日本勢の動きは見えてこない。
(台北中央社)中国外務省は1日、高市早苗首相が、韓国で同日まで行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で台湾の総統特使と交流し、その様子をSNSに投稿したことに対して「強く抗議した」と発表した。これを受け外交部(外務省)は2日、「中国には口出ししたり、他国の主権行為に干渉する権利はない」とする声明を発表した。 台湾はAPECの正式な会員。首脳会議には毎年、総統が任命した特使が参加してお ...
ウソと誤解に満ちた「通説」を正す、作家の井沢元彦氏による週刊ポスト連載『逆説の日本史』。今回は近現代編第十六話「大日本帝国の理想と苦悩」、「大正デモクラシーの確立と展開 その5」をお届けする(第1470回)。
日本と中国が毎年実施している「日中共同世論調査」の発表が延期されたことが分かりました。台湾問題への中国側の反発が影響した可能性があります。
トランプ米大統領が返り咲きを果たした大統領選から5日で1年となる。トランプ政権は野党民主党の牙城である「ブルーステート(青い州)」への州兵派遣など権威主義的傾向を強めている。政権への支持は一定の広がりも見られ、来年11月の中間選挙に向け、社会の分断が ...