人類の歴史は、地球規模の支配を築いた壮大な成功の物語のようにも見える。しかし、その成功の裏で、ホモ・サピエンスはずっと「借りものの時間」を生きてきた。何千年も続いた栄光は、今や終わりが近づいている。なぜそうなったのか?
ダーウィンの『種の起源』は「地動説」と並び人類に知的革命を起こした名著である。しかし、かなり読みにくいため、読み通せる人は数少ない。短時間で読めて、現在からみて正しい・正しくないがわかり、最新の進化学の知見も楽しく解説しながら、『種の起源』が理解でき ...
地球上の生き物の中で、人間ほど高度に知能が発達し、「心」を持つ動物は他に存在しない。なぜ人間だけがここまで高度な発達を遂げることができたのか。脳科学の第一人者が、脳の不思議に迫る。※本稿は、津田一郎『脳から心が生まれる秘密』(幻冬舎)の一部を抜粋・編 ...
イスラエル の歴史家ユヴァル・ノア・ハラリ氏が、24日から始まる「 朝日地球会議 2025」のオンラインセッションに出演することが決まった(配信は11月26日から)。「『共感力』持つAIの到来、分岐点にいる私たち」をテーマに、急速な進化を続けるAI( ...
【読売新聞】 特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」(読売新聞社など主催)が1日、国立科学博物館(東京・上野)で開幕する。報道発表会が31日に開かれ、スペシャルナビゲーターの福山雅治さんも出席した。 生命が誕生して40億年。地球 ...
イスラエル の歴史家ユヴァル・ノア・ハラリ氏が、24日から始まる「 朝日地球会議 2025」のオンラインセッションに出演することが決まった(配信は11月26日から)。「『共感力』持つAIの到来、分岐点にいる私たち」をテーマに、急速な進化を続けるAI( ...
――20世紀から半導体の王者は米国、日本、そして台湾・韓国と移り変わってきましたが、気になるのが中国の事情。現在、中国政府は半導体を海外に依存しないで済むように全力支援。その結果、中国版NVIDIA、中国版インテル、中国版TSMCなど代替企業が続々と ...
都市の成立は人間だけでなく、周囲の生物にも大きな進化の舞台を提供してきた。ネズミやゴキブリ、スズメといった生物が古くから人間社会に適応してきたことはよく知られている。その代表格として長年取り上げられてきたのが、チカイエカ(Culex pipiens ...
1990年、中国湖北省で、ある古代人の頭蓋骨が発掘された。化石になる過程で頭蓋骨の形はひどく歪み、この化石の科学的な重要性は長らく不明なままだった。しかし最新の研究によって、現生人類の姉妹系統の初期の種である可能性が浮かび上がった。過去100万年にわたる人類進化の理解を一新する可能性がある大発見だ。
「AIはプログラム通りにしか動かない」「目標は人間が決めるもの」──。そんな常識が、もはや通用しない時代が来ている。東京大学の山川氏は、超知能の進化がもたらす“ある本質的な危機”に警鐘を鳴らす。私たちは何を学び、どう備えるべきなのか。
人工生命に関する国際学会「ALife2025」が10月に京都で開催された。ALifeとは「Artificial Life(人工生命)」の意味。AI(Artificial Intelligence、人工知能)は「知能の再現」を目的とするが、「ALife」は生命の再現ではなく、「ありうる生命の創出(可 ...