退職時、勤務先からの高い評価や人手不足などの事情で引き留めに合うことはままある。医師の50.8％が退職時に引き留めにあった経験が「ある」と回答した。退職までにかかった最長期間は「１～2カ月」が29.1％、「3～5カ月」が28.7％、「半年以上1年未満」が25.0％だった。「1年以上」は10.5％、「退職できなかった」も6.7％いた。引き留めにあっても「開業している父の体調が悪化し、無理を承知で退局 ...

倉敷中央病院の産婦人科で濃密な日々を過ごし、専門医も取得した先生のもとに、大学からある連絡が入りました。「戻ってきて周産期医療に注力してほしい」――。婦人科腫瘍の領域に注力したいと考えていた中での、突然の要請でした。各医学部の卒業生をインタビューでつないでいく本企画、愛媛大学リレー・宇佐美知香先生編の第3回は、医師7年目以降のお話です。先生にとっての最初の転機になりました。

リハビリテーションを専門に、医療システム全体に関わることを目指してきた山崎康太郎先生。卒後7年で民間病院グループに入職すると、ほどなく幹部に。そこで落ち着くことなく、厚労省・第三者評価機構へ出向いた理由とは。東京大学リレー連載、山崎先生編・最終回では、卒後わずか16年で院長に就任したキャリアの背景を伺います。

厚生労働省が2025年度から医師偏在対策として始めた、診療所の開業・承継支援に向けた「重点医師偏在対策支援区域」の指定状況に地域差が出ていることが明らかとなった（記事へのリンク）。都市部だけでなく、医師少数とされる県でも指定が進まない背景には、法改正の遅れの影響で勤務医の偏在是正を含めた具体策が示されていない実情がある。県によっては、重点区域という所在地ありきとは異なる考え方で診療所支援に乗り出す ...

医師のみなさまにご自身のコンプレックスについてお聞きした前回。もっとも多かったのは顔、体型など容姿に関するものでしたが、そのほかにも学歴、経歴、経済的など、実にさまざまなコンプレックス内容が寄せられました。今回は、医師のみなさまにコンプレックスの克服についてお聞きした結果をご紹介します。

異常気象の影響から各地で災害の被害が相次いでいますが、医師の皆様は災害に対してどのように備えているのでしょうか。Doctors LIFESTYLEではこのほど「医師の災害への備えにまつわる調査」を実施、取り組み状況を調べました。今回は保険加入の状況についてお伝えしましょう。

慶應義塾大学医学部の国際医学研究会（IMA＝International Medical Association）第48次派遣団として今夏、コスタリカとブラジルを巡ってきた3人の医学生。来年春からは研修医として医師人生を歩み始める。暗い話題も多い昨今の医療界にどのような思いを抱いているのか。目指す医師像などを聞いた（2025年9月29日にインタビュー、全2回掲載）。

m3.com Doctors LIFESTYLEでおこなった、医師の皆さまの「家族のコミュニケーションにまつわるお悩みアンケート」の回答結果をもとに、『子どもにキレちゃう夫をなんとかしたい！』の著者・水谷さるころさんが夫婦間や親子間で実践中のルールや、夫婦間、親子間の研究データをもとに漫画で解説。今回は「保護者コミュニティ」をテーマに、医師のみなさまにお聞きしたアンケートをもとに、さるころさんの家 ...

数々のカップルのカウンセリングを手掛けてきた心理カウンセラーの山脇由貴子先生にご登場いただき、医師のみなさまから多く寄せられるお悩みをテーマについてお聞きするPodcast連載。今回のテーマは「コンプレックス」。コンプレックスは誰もが持ち得る感情である一方、様々な悩みの原因にもなり得ます。コンプレックスの本質や、そこに隠された問題など、数々の相談を受けてきた心理カウンセラーの山脇先生にお聞きします ...

発達障害などの早期発見に向け、自治体が任意で5歳児健診を導入する動きが広がっている。5歳児健診の実施の是非について、m3.com医師会員に聞いたところ、医師全体では6割以上が「実施する必要がある」と回答したのに対し、小児科医に限ると「実施する ...

朝比奈：先生の本で「スピリチュアルペイン」という言葉を知りましたが、私が救急病院で働いていたときに感じていたのはそういったものなのかもしれないと思いました。過酷な勤務でしたが、体はまだ元気で、経済的にも社会的にも問題がなく、仕事に一生懸命取り組んでいたのに、何か苦しかったわけです。「こんなに苦しいのなら、いっそのこと」と思い詰めた時期もありました。

謎を深めている理由は、弘文が、京都大学大学院卒の天才僧とも、二度結婚しアルコールに溺れた（？）破戒僧とも呼ばれて、評価が真っ二つに分かれる人だったからでしょう。つまり、存在そのものがミステリアスな人だからと思われます。弘文と交流のあった禅僧、秋葉玄吾（曹洞宗北アメリカ国際布教総監）は、言いました。