特定健診の大規模データを用いて、肥満者の体重(body weight;BW)やウエスト周囲長(waist circumference;WC)の変化と腎機能(eGFR)の変化との関連を解析した結果が報告された。男性ではBW・WCの減少が腎機能 ...
40~79歳の日本人のデータを用いてシミュレーションした結果、ヨーグルトを1日に160g摂取することで、10年間で2型糖尿病の発症が16.1%減少し、糖尿病関連の医療費を2.4%(約1,440億円)削減できる可能性が示されたとする論文が、「 ...
血液中の総アルブミンに占める還元型アルブミンの割合である「血清アルブミン酸化還元バランス/fraction of mercaptoalbumin in the total albumin〔以下、f(HMA)と省略〕」が、中高年日本人の歩行速 ...
乳製品の摂取と心血管疾患(CVD)や骨の健康との関連に関するアンブレラレビュー、および最新のメタ解析の結果が報告された。乳製品全体、牛乳、ヨーグルト、バターなどに分類した解析が行われている。全体として、乳製品はCVDリスクの低下とわずかに関 ...
5歳児の親の子どもの運動能力に関する態度や行動が、子どもが9歳半に成長した時点の身体能力の有意な予測因子であるとする、縦断研究の結果が発表された。著者らは、子どもの運動能力の発達を促すうえで、親をターゲットとした介入の重要性を示す結果である ...
日本人男性の心血管疾患リスクの最適な指標は「腹囲身長比」であり、BMIよりも予測能が優れることを示すデータが報告された。京都府立医科大学などの研究グループの成果であり、「The American Journal of Clinical Nu ...
フレイル健診受診者のデータを用い、機械学習により高齢者の社会参加状況の予測モデルを構築して、その判別能を検討した研究結果が報告された。比較した3種類のモデルの中では深層学習モデルが最もバランスの良い判別能を示し、そのモデル構築に最も寄与した ...
オーストラリア国立スポーツ研究所(AIS)のスポーツサプリメント分類で、カテゴリーAに位置づけられているサプリメントについて、そのエルゴジェニック効果と生理学的な影響をレビューしたスペインの研究者らの論文が発表された。 オーストラリア国立ス ...
世界アンチ・ドーピング機構(World Anti-Doping Agency;WADA)は、先ごろ、2026年の禁止表国際基準を発表した。この基準は2026年1月1日に発行される。一部のトップアスリートが行っていると報道されている一酸化炭素 ...
体重管理目的でのカロリー制限の負の側面である除脂肪量の減少が、筋トレを並行して行うことで抑制されることが、システマティックレビューとメタ解析のエビデンスとして報告された。筋力の有意な上昇も認められたという。 摂取エネルギーを減らすことのみに ...
消防庁は先ごろ、本年8月の熱中症による救急搬送人員の確定値を発表した。8月の全国の熱中症による救急搬送人員は3万1,526人で、調査を開始した平成20年以降で5番目に多く、5~8月の累計では過去2番目だという。 結果の概要 全国の熱中症によ ...
食事の写真を活用して遠隔で栄養指導を行う介入が、高齢者のサルコペニアの予防や改善に有用とする論文が「JMIR Formative Research」に掲載された。福井大学医学部地域医療推進講座の大西秀典氏、水上保孝氏らが、福井県若狭町の地域 ...