熱電発電デバイスではシ リコー ンゴムなどのゴム材料を基板にしたフレキシブル化が提案されているが、ゴムの高い熱抵抗が発電を損なう課題がある。このため、折り紙や切り紙の構造を持たせてフレキシブル化する技術が注目されている。
豊田合成でのインモールドコート活用は今回が初めてで、同社の国内外の生産拠点に展開予定。新技術により、塗装面の高平滑性やガラス面と一体感のあるシームレスな外観を実現し、高級感のあるデザインや新たな意匠の幅が広げられる。また、塗装ブースや乾燥炉が不要となり、生産時の二酸化炭素(CO2)を約6割削減できる。
キヤノン は27日、2025年12月期連結業績予想(米国会計基準)の利益を下方修正した。8月に発表された米国の関税影響などを盛り込み、営業利益は7月予想から90億円減の4510億円、当期純利益で同45億円減の3255億円とした。欧州などの顧客で投資の先送りが続いていることも影響した。業績予想の下方修正は今期3回目となる。
米テキサスインスツルメンツはフォトマスクを使用せずに電子回路を形成する「デジタル露光」向けのデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)「DLP991UUV」の量産を始めた。毎秒最大100ギガピクセル(ギガは10億)の高速データ処理性能などを備え、 AI (人工知能)向けの 半導体 で多用されるアドバンスドパッケージ(先進後工程)の需要を深耕する。
国内最大の自動車関連展示会「ジャパンモビリティショー2025」が30日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕する。主役となるのは自動車メーカー各社が描く未来。電動化技術を前提にあるべき車の姿を示したり、知能化やデザイン・走りといった個性を磨き上げた車両 ...
トヨタ自動車 はレーシングカート「GRカート」を2026年秋にも発売する。価格は一般的なカートの4分の1程度となる30万円台後半に設定。生産台数は年間で1000台以上を見込む。トヨタのスポーツカーブランド「GR」の地域拠点である「GRガレージ」などでの販売に向け検討を進めている。
トヨタ自動車 は消費者一人ひとりに向け、それぞれの潜在需要を見据えたアプローチを強める。ブランド戦略を明確化し、多様化するニーズに対応。最高級車「センチュリー」を頂点に、革新や挑戦を加速する高級車ブランド「 レクサス ...
ホンダ は「スーパーカブ110=写真」など原付き2種の4モデルを12月11日に値上げする。値上げ幅は4万9500円。原材料価格の上昇などによるもの。販売計画はシリーズ合計で年1万9000台。
フェローテックは29日、子会社のフェローテックテクノロジーデベロップメントジャパン(熊本県大津町)の熊本工場(同、写真)を竣工し、稼働したと発表した。 半導体 製造工場向け装置の精密部品再生洗浄サービスを行う。同社は中国で部品洗浄事業を展開しているが国内拠点としては初。総投資額は約100億円。熊本工場では売上高ベースで年20億円を見込む。