この四半世紀、自公政権は「リスクの個人化」を進めてきた。私たちは生きているとさまざまなリスクに直面する。そのリスクに対して、十分な行政サービスが行われず、事業のアウトソーシング(民間への業務委託)を進められるのが「リスクの個人化」である。「小さな政府型」や「自己責任型」と言い換えてもよい。安倍内閣はここにパターナリズム(父権主義)を加えた。リベラルな価値観を敵視し、強い力をもつ人間が個人の価値観に ...
「所感」は確かに「侵略」や「植民地支配」に直接触れてはいない。だが、安倍談話が相対化したこの2点について、むしろ村山談話からの連続性を明確にしようとしたのではないか。その上で、過去の談話が触れなかった「なぜ日本はあの戦争を止めることができなかったのか ...
公明党が連立政権から離脱する。野党時代も含めて26年間にわたる自民党との連携に終止符を打つ。10日の党首会談で企業・団体献金の規制を強めるよう求めたが、自民との隔たりは埋まらなかった。自公連立政権の解消で政局は一気に混迷を深め、与野党は政治の再設計を ...
26年続いた自公連立政権の解消という異例の事態を受け、東海地方の自民・公明関係者からも様々な反応が出ています。 10日午後、公明党の斉藤代表は自民党の高市総裁と1時間ほど会談し、連立政権から離脱すると伝えました。 26年続いた自公政権のピリオドに、自民党愛知県連の丹羽秀樹会長は…。自民党愛知県連の丹羽秀樹会長:「衝撃を受けましたね。正直申し上げてびっくりしました。(公明党愛知県本部の)里見代表と( ...
自民党 の 河野太郎 元デジタル相が2025年10月23日、Xを通じて「自公政権が公約にした2万円の給付」の中止を報告した。 長らく連立政権を組んできた 自民党 と 公明党 だが、公明は10日に連立を離脱。 自民党 ...
高市新政権の支持率は共同通信調査で64%、読売新聞で71%と好調な出だし。若年層と保守層の支持が回復したことから早くも来春解散を予想する声も上がるが、岩田明子氏はその可能性を否定。政策実現を優先するとみる。秋の臨時国会ではガソリン暫定税率の廃止や社会 ...
高市早苗氏が衆議院本会議での首班指名選挙を経て、第104代内閣総理大臣に指名された。日本憲政史上初となる女性の総理大臣が誕生したことは、国内外で大きな注目を集めた。新政権発足直後の各社世論調査では、内閣支持率が70%前後という高い水準を記録した。これ ...
自民党の小野田紀美・参議院議員(42)が経済安全保障担当大臣として初入閣を果たした。高市早苗首相(64)が重視する外国人政策も担当すると見られている。先の総裁選では、高市陣営の女性議員や若手・中堅が中心となって「チーム早苗」を組織したが、そのキャプテ ...
憲法改正に突き進み、防衛費の飛躍的増大を目指すためと思われる「戦略3文書」を異例の前倒しで改定する。これは明らかにトランプ大統領に要求される前に、現在の防衛費の対GDP比2%目標を大幅に引き上げる姿勢を示すためのものだ。殺傷兵器の輸出解禁も目指し、国 ...
自民党と日本維新の会が20日、連立政権の樹立で合意した。21日に自民の高市早苗総裁が女性初の首相に就任し、高市内閣が発足する。維新は当面、閣僚を出さない方針で「閣外協力」となる。日本の戦後政治史を振り返ると、直近の自民、公明両党による連立のように、内 ...
自公連立政権からの公明党の離脱表明を受け、すったもんだの挙句、日本維新の会との連立を選んだ自民党が高市政権の樹立に成功した。降ってわいた野党連合の試みは、初めから同床異夢の野党間での政策合意ができるはずもなく、まさに野党=野合であることを図らずも証明 ...
自民党と日本維新の会による新たな連立政権の発足を視野に入れた政策協議が、16日午後4時過ぎに終了しました。午後3時から始まった協議は、自民党の高市総裁、維新の藤田共同代表のほか、両党の幹事長と政調会長が出席し、1時間10分ほど行われました。維新は、「副首都構想」や社会保障改革、そして政治とカネの問題を受けた政治改革などの政策について実現を求めたものとみられ、どこまで一致できたかが焦点です。この後、 ...