なぜ第二次世界大戦は起きたのか。安全保障研究者の千々和泰明さんは「第一次世界大戦を経て、各国は怖がっている相手を脅してはいけないという教訓を得た。しかし、この教訓を守りすぎたがゆえに、第二次世界大戦は起きてしまった」という――。
太平洋戦争で日本軍が交戦した相手と言えば、もっぱらアメリカ軍とイギリス軍が想起されがちであるが、じつは開戦当初、当時インドネシアを植民地化していたオランダ軍(蘭印軍)とも戦い、これを降伏に追い込んでいる。 【写真を見る】敗戦後抑留さ ...
ドイツ軍は事前に協定を結んでいたソ連軍とともに、またたく間にポーランド全域を制圧します。翌1940年にはフランスの大部分を占領して屈服させ、イギリスに対しても本土上陸のための航空攻撃を開始しました。この間にイタリアもドイツ側に立って参戦 ...
戦後80年、「昭和100年」という節目を迎えた日本ですが、時代は戦争から遠ざかるどころか、むしろ「新しい戦前」ともいわれる先行き不透明な状況が現れています。こうした今こそ、「なぜ日本はあのとき戦争に突き進んでしまったのか」という歴史を ...
最近「日本は人種差別をやめようと立ち上がった最初の国だ」という意見をネットで見かけます。第1次世界大戦後のパリ講和条約時に、人種差別撤廃を明記すべきだと主張したこともあり、「アジアを解放した大東亜戦争」の正当性を補強するために言って ...
日本については、「敗戦後の賠償などを経て国際社会への復帰を果たし、アジアをはじめとする途上国の発展を支援する中で、自らの経済的自立も追求してきた。多くの途上国が援助依存から脱却をめざす今、かつて後発国だった日本は、援助レシピエント(受け入れ国)として ...
先週は、フレンチバロックの作曲家、フランソワ・クープランを取り上げましたが、今日はそのクープランの名前を名前に冠した20世紀の作品、モーリス・ラヴェルの組曲「クープランの墓」を取り上げます。 ヴェルサイユ宮廷が繁栄し、王家と共に音楽家 ...