「日本の現代物理学の父」と呼ばれる仁科芳雄の新たな評伝が出ました。戦時中、陸軍の原爆開発に協力したと言われてきましたが真実はどうだったかという点はもちろん、科学の発展に果たした仁科の役割や科学と社会のあるべき関係など、テーマは多岐 ...
ウォール・ストリート・ジャーナル、BBC、タイムズなど各メディアで絶賛されているのが『THE UNIVERSE IN A BOX 箱の中の宇宙』(アンドリュー・ポンチェン著、竹内薫訳)だ。ダークマター、銀河の誕生、ブラックホール、マルチバース…。宇宙はあまりにも広大 ...
今年は量子力学が誕生してから100年の節目に当たる。当初、アインシュタインに「不完全」と指摘されたミクロな世界を理解するための理論だが、今は広く応用が進む。私たちの生活を大きく変えうる量子コンピューターなどの実現も期待されている。
スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2025年のノーベル物理学賞を、米カリフォルニア大学バークリー校のジョン・クラーク名誉教授、米イェール大学のミシェル・H・デヴォレ名誉教授、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校のジョン・M・マルティニス名誉教授に授与すると発表した。3人は、量子力学の研究を通じて、次世代の超高性能コンピューターの基礎を築いた。
グローバル化とデジタル化が進む中、変化の激しい時代に対応するため、歴史や哲学を含むリベラルアーツ(教養)の重要性が再認識されている。本連載では、『世界のエリートが学んでいる教養書 必読100冊を1冊にまとめてみた ...
よくあるパズル本かと思いきや、序章は「現代物理学への招待」とあり、対称性、双対性、ネーターの定理、相対性理論、量子力学など、数理物理の解説もある。 いったい誰が何のために書いた本なのか?実は、ハーバード大学の教授が1年生向けの ...
どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「物理学の常識を覆すブラックホールの新説が登場」というテーマで動画をお送りしていきます。 2020年7月、理化学研究所が、これが本当に正しければ現代物理学の常識を大きく覆すほどの大発見となる ...
質量を生み出す素粒子「ヒッグス粒子」を提唱した英国人科学者、ピーター・ヒッグス氏が亡くなった。この粒子は「神の粒子」と呼ばれ、2012年に欧州合同原子核研究機関(CERN)による発見のニュースは世界各地で大きく扱われた。 原子よりも小さな世界 ...
雨宮純『あなたを陰謀論者にする言葉』(フォレスト出版) 物体の最小単位である「量子」の振る舞いを研究する学問として、現代物理学の基礎を成している量子力学。我々の住む世界の根本的法則に迫るジャンルであり、極小の世界の現象を説明しつつ ...
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。 「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書 2025年度版技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード 技術士第二次試験「総合技術監理 ...
自由が協力・競争の起点科学史家、京都大学准教授・伊藤憲二さん(56) 日本の物理学はなぜノーベル賞受賞者が多数輩出する「お家芸」となったのか。その起点とも言える原子物理学の父、仁科芳雄(1890~1951)の重厚で多角的な伝記を ...