日本と朝鮮の古代史に少しでも関心を持ったことがある人なら、「加耶」「任那」と併記された書名を見ただけで感じるものがあるのでは。いずれも3世紀から6世紀にかけて、朝鮮半島南部の洛東江流域に存在した十数カ国の小国群を示す名称。高校日本史の教科書を始め、近 ...
古代史に興味があり、栃木から訪れた河上信行さん(67)は、講演で縄文人と渡来人が生業の違いは、衝突を避けさせ、互いを受け入れることにつながったと話されたことに触れ「今の社会で違いがあっても良いところを尊重し、共存する重要性を示唆するものがある」と述べ ...
戦後80年を迎え、日本人と 在日朝鮮人 の学生たちが、歴史を振り返り考えるパネル展を企画した。戦前から続いた植民地支配や、 関東大震災 での朝鮮人虐殺など、日本と朝鮮半島をめぐる歴史を見つめる。10月10日から全国4カ所を巡回する予定だ。
15~19世紀にかけて朝鮮半島に設けられた「倭館(わかん)」と呼ばれる日本人の居留地に焦点を当て、中近世の日本と朝鮮半島の交流の歴史を紹介する特別展が対馬博物館( 長崎県 対馬市 厳原町今屋敷)で開かれている。
様々な人々の人生が重なり合う小説「かもめの日」(読売文学賞)、日本語文学を問い直す評論「国境完全版」(伊藤整文学賞)など、作家の黒川創さんはテーマや題材に合わせてジャンルを自在に横断する。新刊「この星のソウル」(新潮社)は朝鮮半島 ...
奈良時代初頭、わずか8年違いで編まれた「古事記」と「日本書紀」。「古事記」は神話と伝承に彩られた牧歌的な書物、「日本書紀」は日本古代の正史と見なされている。しかし、ともに天武天皇の命で編纂されたと伝わるこの2冊は、まるで正反対の立場をとる。
興味深くかつ重要な点として、これらの東西の墳墓の中で、日本列島の古墳だけにみられる特異な構造がある。それは、ヨーロッパや朝鮮半島の墳墓の多くが、王や有力者の埋葬施設を盛土の底深くに埋め込むのに反して、日本列島の古墳は高く築いた盛土の頂上近くにそれを設けることである。
アフリカで誕生したホモ・サピエンスは、約3万8千年前には日本列島に上陸している。それが初上陸は約4万年前になると指摘され始め、さらに遡る可能性も出てきている。ただ、今回は確実なところは約3万8千年前としておく。
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)地質情報研究部門 山岡健 研究員、佐藤大介 主任研究員、三國和音 研究員、および東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 諸星暁之 大学院生による研究チームは、日本列島と朝鮮 ...
日本での白亜紀〜古第三紀「イグニンブライト・フレアアップ」の発生の仕組み 概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)地質情報研究部門 山岡健 研究員、佐藤大介 主任研究員、三國和音 研究員、および東京大学 大学院理 ...