昨年6月、「嫦娥6号(Chang'e-6)」は人類初となる月の裏側のサンプルを地球に持ち帰った。このほど、中国科学院地質・地球物理研究所、中国科学院国家天文台、南京大学などの研究チームは、嫦娥6号が持ち帰ったサンプルを用いて、4つの最新研究成果を挙げ ...
いっぽう、最も大きな満月を指す通称「スーパームーン」がよく話題になります。「スーパームーン」は明確な学術的定義がなく、正式な天文学用語ではありませんが、メディアなどで広く用いられています。下の画像は、ある年の最も大きな満月(スーパームーン)と最も小さ ...
SBSラジオ「TOROアニメーション総研」のイチオシコーナー、人気アニメ評論家の藤津さんが語る『藤津亮太のアニメラボ』。今回は放送日(10月6日)が中秋の名月だったことを受け、「月の特徴」をキーワードにお話を伺いました。※以下語り、藤津亮太さん 低重力の世界をどう描く?アニメに見る月の表現 まず、月といえば重力が小さいですよね。地球の6分の1しかありません。ただ、この「低重力」をちゃんと描写してい ...
系外惑星が主星の前を横切る際に主星の一部を隠し、その明るさをわずかに暗くするトランジット現象を利用し、波長ごとの減光率の違いを分析することで、系外惑星の大気の成分を調べることが可能だ。 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)は、系外惑星 ...
スピンと軌道回転運動の間に強い相互作用が働く「4f電子」の空間分布を、世界で初めて可視化しました。 電子のスピン(自転)と軌道回転(公転)が互いに強く結びついた特異な状態を、放射光X線で直接観測しました。 磁石材料や量子 ...
画像: https://newscast.jp/attachments/ax8jppqDcumMOXQOHRXz.pngスピン-軌道相互作用が強い4f電子の空間分布【発表のポイント】 スピンと軌道回転運動の間に強い相互作用が働く ...
1960年代から地球に寄り添う軌道で太陽を周回していながら、これまで発見されることのなかった準衛星が新たに見つかった。「2025 PN7」と命名されたこの天体は、今年8月2日に初めて観測された。その後、各地の天文台が保有するアーカイブ画像にも存在が ...
「一生に一度」の稀な彗星が同じ時期に出現。愛媛県久万高原町の天文施設が、10月中旬から下頃にかけて「レモン彗星」と「スワン彗星」を撮影しました。久万高原町の天文観測館によりますと、「レモン彗星」は今年9月に始めて発見され、公転周期が1000年以上。1 ...