東京都立大学(都立大)は4月11日、30年近く謎だとされていた、ブラックホールが外部の影響を受けて放出する特定の周波数の重力波(準固有振動)の規則的なパターン中に、原因不明の“不協和音”のようにずれる1つの奇妙なモードについて、実は2つのモード ...
【プレスリリース】発表日:2025年10月30日電流なしで磁石に吸着!らせん状キラル分子の新原理を発見――不斉合成や分子生物学への応用に期待――【発表のポイント】◆次世代量子エレクトロニクスの重要材料「キラル分子」の新たな原理を発見。◆これまで電流を ...
東京都立大学大学院理学研究科の本橋隼人准教授は、既存の手法を改良した高精度数値計算プログラムを開発し、アインシュタインの一般相対性理論に基づいてブラックホール重力波の準固有振動の周波数と減衰率、さらに「波の大きさ」に相当する励起因子を、コンピューターを用いて計算しました。
ブラックホールは外部からの影響を受けると「宇宙の鐘」のように振動し、特定の周波数の重力波[1]を放出します。この振動は準固有振動とよばれ、ブラックホールの性質を探る重要な手がかりとなります。28年前、アインシュタインの一般相対性理論に ...
・ブラックホール準固有振動の例外点近傍における擬交差に伴う共鳴現象を世界で初めて発見した。 ・物性物理や光学などの分野で近年注目されている非エルミート物理学の知見を、重力波物理学に応用して、共鳴現象を理論的に説明した。
大阪公立大学(大阪公大)、理化学研究所(理研)、京都大学(京大)の3者は7月8日、数学的技法である「完全WKB解析」を用い、急速に減衰するブラックホールの「準固有振動」の周波数構造を体系的かつ精密に捉える新手法の確立に成功したと共同で発表した。
―分子振動が励起された分子種のみ光の力で選別することに成功― 豊田工業大学 学校法人トヨタ学園 豊田工業大学(名古屋市天白区)大学院工学研究科 レーザ科学研究室工藤 哲弘 講師と(以下、同)Anna Statsenko PD研究員、Yoshua Albert Darmawan PD研究員、藤 ...
理化学研究所(理研)放射光科学研究センター先端光源開発研究部門回折限界光源設計検討グループの平岩聡彦研究員、田中均グループディレクター、高輝度光科学研究センター光源基盤部門軌道解析・モニターグループの早乙女光一主幹研究員の共同研究 ...