会談の冒頭、習主席は、高市首相が所信表明演説で「中国が重要な隣国で、建設的で安定的な対話関係を築き、両国の戦略互恵関係を進める必要がある」と表明したことに触れ、「これは、新内閣が中日関係を重視する証だ」と評価した。
31日の高市早苗首相と中国の習近平国家主席の会談の焦点は、保守的な政治信条を持つ首相が、首相を警戒する習氏との間で「戦略的互恵関係」の推進で一致できるかだった。ハイレベルでの対話の重要性は確認できたとはいえ、中国の東・南シナ海での覇権主義的な行動や台 ...
トランプ米大統領は28日、米海軍横須賀基地に停泊中の原子力空母「ジョージ・ワシントン」での演説で、「日米の絆は悲惨な戦争の灰の中から生まれ、80年を経て素晴らしい友情を築いてきた」と語った。激しい競争を繰り広げる中国や、ロシア、北朝鮮を念頭に日米同盟 ...
ドイツのヨハン・ヴァーデフール外相は、8月の日本訪問で中国批判を展開し、外交的失態を招いた。続くインドネシア訪問でも同様の批判を展開し、現地の親中政権を困惑させた。10月には中国訪問が直前にキャンセルされ、ドイツ経済界も離反。ドイツは孤立状態にあり、 ...
10月23日に中国共産党の第20期中央委員会第4回全体会議(四中全会)が閉幕した。今回、最も重要な議題は、2026年度に始まる第15次五カ年計画だった。多くの識者やメディアは「既定方針に変化なし」と報じたが、筆者の意見は異なる。この会議では習近平総書 ...
10秒ほどの握手の間、高市首相に少しに笑みが見られたものの、2人は硬い表情だった。APEC=アジア太平洋経済協力会議が開かれていた韓国での、高市首相と習近平国家主席の首脳会談冒頭での様子だ。握手は片手だった。
11月5日(水)正午から 習近平体制に死角はないか、景気・人事・台湾……柯隆氏と徹底討論編集委員で元中国総局長の高橋哲史が、中国の政治経済についてゲストとともに語るラジオNIKKEIのポッドキャスト「中国経済の真相」と連動したNIKKEI LIVE シリーズが始まります。初回はゲストに東京財団主席研究員の柯隆氏を迎えます。第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)、米中首脳会談と続いた重要な ...
高市早苗 政権の誕生を、中国はどうみているのか。エコノミストでもある 日本総研 ...
3日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、高市早苗首相が日米首脳会談、中国の習近平国家主席と初めて会談するなどを“外交ラッシュ”をこなしたことを伝えた。
【ワシントン時事】トランプ米大統領の訪日と米中首脳会談を控え、米下院の中国問題特別委員会のモーレナール委員長が25日までにインタビューに応じた。モーレナール氏は、日本をはじめとする米国の同盟国への圧力を強める中国を「現実的に見据えることが重要だ」と指摘。対中抑止のために、日本は防衛費を「増額すべきだ」と語った。
【クアラルンプール=樋口貴仁】小泉防衛相は1日、訪問先のマレーシアの首都クアラルンプールで、中国の 董軍 ドンジュン 国防相と初めて会談した。小泉氏は東・南シナ海や太平洋での中国軍の挑発的な行動に深刻な懸念を伝えた。偶発的衝突からのエスカレーションを回避するため、防衛当局間のホットライン(専用電話)の確実な運用も求めた。