10秒ほどの握手の間、高市首相に少しに笑みが見られたものの、2人は硬い表情だった。APEC=アジア太平洋経済協力会議が開かれていた韓国での、高市首相と習近平国家主席の首脳会談冒頭での様子だ。握手は片手だった。
【慶州(韓国南東部)=田島如生】中国外務省は1日、高市早苗首相が訪問先の韓国・慶州で台湾の元行政院副院長(副首相)の林信義氏と会談したことを非難した。報道官談話で日本政府に「強烈な抗議」をしたと明かした。談話は「台湾独立勢力に重大で誤った信号を送るもので極めて悪質だ」と強調した。台湾問題について「中 ...
日本の外交関係者は、「米中の距離が多少なりとも縮まったことは日本の経済にとっても良いこと」と前向きに評価する一方で、防衛省幹部からは「米中は、互いに経済や関税で利を得たいだけ。中国が海洋進出を強める安全保障環境は何も変わらないので、引き続き自衛隊とし ...
「アメリカか中国か」という二者択一は韓国にとって繰り返し訪れる外交課題だ。保守政権と左派政権が交代するたびに、韓国の外交は常に米中の間で揺れてきた。最近では、米韓軍事同盟で米側に軸足を置きながらも、経済で大きく依存する中国側に傾斜するという歪(いびつ ...
中国の習近平国家主席と韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領の初めての会談が11月1日午後に始まり、現在も続いています。朝鮮半島の非核化も話し合われる見通しで、北朝鮮は反発しています。中韓首脳会談は韓国・慶州(キョンジュ)の博物館で日本時間午後4時ごろから始まりました。韓国大統領府によりますと、会談では「朝鮮半島の非核化」も議題に上がる見通しで韓国側は北朝鮮に影響力を持つ習氏に強く働きかけたい考えで ...
【慶州(韓国南東部)=馬場加奈、田島如生】高市早苗首相は31日、韓国・慶州で中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と初会談した。日中両国が共通の利益を追求する「戦略的互恵関係」の推進を再確認した。双方ともトランプ米政権の動きで不安定な国際情勢をにらみ ...
首相の韓国重視の言動の背景には、米政府が対中を念頭に「日米韓」安全保障体制の維持を望んでいる点が大きい。首相は 自民党総裁選 終盤の今月1日付で米 保守系 シンクタンクに寄稿し、深化を図るべき多角的な安全保障協力の枠組みの一つに「日米韓」を挙げた。
新型コロナウイルス感染症の大流行時、世界的に「反中感情」が高まったが、韓国では今また、当時を凌駕するほど反中感情が高まりを見せ、もはや「嫌中」という域に達している。特に20代~30代で嫌中感情が高まっており、これに対して李在明(イ・ジェミョン)政権と ...
最近になり男子サッカーの韓国チームがブラジルに0-5で大敗し(写真)、日本はパラグアイ戦を引き分けにしたことで、中国では「韓国のサッカーは終わった」「日本のサッカーは簡単には崩れない」との声が出た。 キーワード ...
PayPayの海外利用は、今回の韓国が初めてのスタートです。中国Alipayとの提携により、決済ネットワークとしてAlipay+を採用したことで韓国での支払いができるようになりました。 支払い方は通常のPayPayと変わりません。画面上のコードを掲示して店員に ...
アメリカと中国の対立がかつてないほどに高まっている昨今だが、2012年頃は、中国の怒りの矛先が日本に向かっていたことを覚えているだろうか。中国と領土問題でモメた挙げ句、世界各国から孤立しかけていた日本を救ったのが、当時の安倍晋三首相だっ ...