19世紀まで、人類の歴史は「強い男たち(ストロングマン・Strongmen)」によって主導されてきた。20世紀の第二次世界大戦後、世界は初めて協調的な統治の下、制度・同盟・規則を強化し、前例のない世界平和と繁栄の時代を切り拓いた。しかし、世界は再び強 ...
国際援助より「自国第一」。そう訴える政治家は、トランプだけでなく世界で増えています。国際政治学者の藤原帰一さんは、援助をめぐって起きている現実は、「米国不在」の国際社会へ世界が転換する姿を映し出しているといいます。私たちはどこへ向かい ...
フランスで極右の大統領が選出される。大統領は欧州連合(EU)をあえて離脱せず、EUが機能停止に至るまで内部から妨害活動を行う。 そしてロシアは北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対し、同条約第5条及び第6条で「武力攻撃」に該当すると思われる行動を取る ...
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1989年11月9日にベルリンの壁が崩壊する約2週間前。米紙ニューヨーク・タイムズに驚くべき記事が掲載された。ソ連・東欧の共産主義体制が崩壊に向かう中、世界の潮流に逆行するかのように、「米国の大学ではマルクス主義が主流」になっている、と報じたのだ。
イマモール市長はエルドアン大統領の政敵として知られる人物だ。検察は同氏がスパイ行為に関与したと主張している。
300年前、民主主義の下に暮らす人はほとんどいなかった。第2次世界大戦の最も暗い時期である1940年代には、十数カ国の民主主義国家が辛うじて点在していた。しかし21世紀初頭には、民主主義が支配的な統治形態となった。 今や数十億人が比較的自由で ...
佐藤 高市総裁は人を怒らせる天才ですよ。国民民主と接近したかと思えば、いまは維新と連立と組む流れになっています。その維新は政治資金も厳しいしうえに、維新と公明党は戦争状態ですからね。
ソ連崩壊後は世界に民主主義が広がると論じた『歴史の終わり』がベストセラーとなって30数年。世界は対立が続き、米国では第2次トランプ政権が誕生し民主主義の力が揺らいでいる。前日本銀行総裁の黒田東彦氏が執筆する連載『黒田東彦の世界と経済の読み解き方』の今 ...
2025年10月21日、自民党の高市早苗総裁(64)が衆参両院の首相指名選挙で第104代内閣総理大臣に選出されました。女性首相の誕生は日本憲政史上初であり、歴史的な転換点として国内外から注目を集めています。
冷戦の激化と国内の左派勢力への対抗から始まった保守合同による自民党「保守本流」は、内外の左派勢力の消沈が明らかになった冷戦崩壊以後、もはやその存在理由をなくしていたと言えます。「日本の失われた30年」を見れば、自民党が耐用年数を過ぎていたことは明らか ...