【NQNニューヨーク=森川サリー】28日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比1.16ドル(1.9%)安の1バレル60.15ドルで取引 ...
片山さつき 財務相 は27日、 トランプ米大統領 と共に来日した ベセント ...
片山さつき財務相は27日夜、来日したベッセント米財務長官と財務省内で1時間ほど会談した。片山氏によると、ロシア産エネルギーの輸入問題を含めた対ロ経済制裁について意見を交わした。日米関税交渉で合意した5500億ドル(約80兆円)の対米投融資などを巡っても議論した。片山氏の就任後、対面での会談は初めて。片山氏は会談後、記者団に対ロ制裁に関して「(会談で)輸入問題も含めて制裁関係については話が出た」 ...
片山さつき財務相は27日夜、トランプ米大統領とともに訪日中のベセント財務長官と初めて対面で約1時間5分会談した。日本側は、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの経済制裁や、日米の関税合意、円安傾向で推移する為替相場の動向などが議題に上った。
23日にブリュッセルで承認された今回の措置は、ロシア産LNGの輸入禁止、銀行および暗号資産取引所への規制強化、さらにロシア外交官への新たな渡航制限を含むものだと、米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。
ある米政府高官はロイターに、トランプ大統領は欧州が追加制裁や関税など、ロシアに対する次の大きな動きを見せることを望んでいると語った。政権内部の動きを知る別の関係筋によると、トランプ氏は今後数週間は動かず、22日の制裁発表へのロシアの反応を見極める方針 ...
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米国のジレンマ再び、対ロシア石油制裁

トランプ米政権による最近の石油制裁は、西側諸国にとってのジレンマを再燃させている。自国の経済に悪影響を与えずに、いかにしてロシアの戦争資金を痛めつけるかという問題だ。
最近、トランプ政権がルクオイル、ロスネフチなどロシアの大手石油会社とその子会社を制裁対象に指定したのも、ロシアの資金源を遮断するためだ。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、米国のロシア石油企業制裁発表以降、中国政府は国営石油会社などに海上を通じたロシア産原油の輸入を中止するよう求めたという。
米国の制裁はこれまで、世界市場に恐怖をもたらしてきた。各国や企業は、米国の逆鱗に触れることを恐れていた。ところが現在、ロシアに対する前例のない金融制裁が科されているにもかかわらず、数千億ドル規模の取引が依然として行われているのは ...
原油価格を上昇させたのは米国とEUによる対ロシア制裁強化の発表だ。米財務省は22日、ロシアの石油企業として上位2社にあたるロスネフチとルクオイルに制裁を科すと発表。スコット・ベッセント財務長官は声明で、両社がロシアがウクライナとの戦争を継続するための ...
トランプ米大統領がこれまでの融和的な姿勢を転換し、対ロシアの 経済制裁 に踏み切った。それでもロシアは米国との協議継続を期待する一方で、制裁は「効果がない」と反発しており、 ウクライナ 侵攻の和平条件で譲歩する兆しは見えない。