PFAS規制の強化におののく産業界だが、一方で規制強化は新たな事業機会の創出にもつながっている。様々な分野でPFASを含まない（PFASフリーの）部品や材料の需要が増えているのだ。食品包装材や衣類など置き換えが容易なものから、近年では半導体や自動車といった高度な技術や安全性が求められる分野でも置き換えが進もうとしている。

東京応化工業 (4186) 種市 順昭 社長 半導体の回路形成で使う「フォトレジスト」で高い世界シェア 東京応化工業　種市 順昭社長 半導体の回路形成に使う「フォトレジスト（感光材）」を手掛ける東京応化工業。生成AI関連の需要を追い風に業績を拡大しています。さらなる品質・生産能力の向上に向けた戦略を、種市順昭社長に聞きます。