戦後80年の今年、7月に刊行した辻田真佐憲著『「あの戦争」は何だったのか』(講談社現代新書)が発売2カ月で5刷10万部と好調だ。思想・主義を排して総論として大きく捉え直したことが読者の需要をつかんだ。「太平洋戦争」「アジア太平洋戦争」「大東亜戦争」… ...
昭和史研究で知られるノンフィクション作家の保阪正康氏。『あの戦争は何だったのか』『昭和陸軍の研究』『東條英機と天皇の時代』に加えて、戦史研究家の半藤一利氏との共著『ナショナリズムの正体』など、昭和史を検証する本を多数執筆してきた。何千人もの元軍人や政 ...
「あの戦争」というだけで1945年に終わった大戦をイメージする日本人は幸福である。まがりなりにも終戦から80年、戦争も空襲もなかったことの証左だからである。しかし、日本人だけで310万人が命を落とした戦争の評価と呼称を巡り国論が今 ...
今年も8月15日の終戦記念日前後には、例年以上に新聞やテレビ、その他さまざまなメディアが戦争についての特集を組んだ。この時期には毎年そうした流れになるわけだが、今年は戦後80年ということで、一歩踏み込んだ報道が目立ったようにも思える。
琉球新報と京都新聞は11月7日午後7時、オンラインイベント「あの戦争をどう伝えるか ~沖縄戦をめぐる視線~」を開催する。両紙の記者が沖縄戦をめぐる報道について語り合う。
BS-TBSの番組の調査で 福岡県 沖の海底80メートルに沈んでいることがわかり、潜水調査に至ったことが説明された。「(攻撃と沈没で)船体が引きちぎられていた」「遺骨は見つからなかった」「記録に残すことが大事。今後も調査を継続していきたい」との話に皆がうなずいた。